難問に対する答
(子供のページにここは不要と思いますが一応答えを考えました)


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世界連邦(地球連邦)政府の設立の決定は誰がするのか?
世界連邦政府の具体的内容は誰が決めるのか?
南北問題、宗教問題、テロ問題、民族問題等はどうなるのか?
世界連邦政府設立への提案は誰がするのか?
言葉の問題はどうなるのか?
世界連邦政府設立は夢事ではないのか?
世界連邦になると今の日本は貧困になるのではないか?
本当に世界連邦への移行は日本に利益があるのか?
世界連邦への移行後の世界経済はどうなるのか?
核爆弾、化学兵器、地雷等はどうなるのか?
今の日本と変わらない様になるのか?
国境が無くなると、貧困な国から裕福な国へ大きな人の移動があるのでは?
今の武器を製造している業者は金を使ってこの動きを阻止するのでは?
米ソ冷戦の終りへ導いたのはペレストロイカではないのか?


世界連邦(地球連邦)政府の設立の決定は誰がするのか?---------目次へ

国連の総会決議と各国の議会の批准(賛成)、国によっては住民投票に
なります。 EUのプロセスと同様になると思います。


世界連邦政府の具体的内容は誰が決めるのか?---------目次へ

国連総会の議決で世界連邦政府設立検討会が作られ、そこで細かい所まで
決められ、国連総会で最終的な内容が決まると思います。


南北問題、宗教問題、テロ問題、民族問題等はどうなるのか?---------目次へ

今の先進国、日本、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパの各国で
存在している問題で、今現在、各国で対策をしています。
今の各国の対策が、世界的規模になるだけのことです。
例えば、人種問題は日本でも、アイヌ、朝鮮人の問題として存在しますが
基本的人権を犯す行為は犯罪として、そこまでいかない場合は、倫理的に
非難されるようになっています。 結局、教育によって人種差別は悪い
事として処理されます。 人権をまもる公的、私的機関も存在します。
これは、日本だけのことではなく、各国共、同様です。

宗教問題は、日本にはいろんな宗教が存在していますが、平和共存して
います。 アメリカ、ヨーロッパの国々もそうです。
もともと、平和共存できるのです。 宗教で問題になるのは、武器を持つ事
です。 日本で武器を持つ事は、その事だけで犯罪になります。
世界連邦下で、その加盟地区(今の国)は、世界連邦軍と世界連邦警察隊等
以外は、所持することが犯罪になると思います。
武器持つなら、ただの暴力団(犯罪集団)と変わりません。
それは、宗教と称する犯罪集団として、対処されます。
宗教対立は、論法で競い合う事はあっても、血を流し合うことは、
今の日本国内のように、無くなります。

日本にも、ある宗教と自称する犯罪目的の暴力団が、地下鉄に化学兵器
のサリンをまいたのは、ご存知のことで、警察力で対処できなかったので、
自衛隊も出動して対処しました。 世界連邦下でも、世界連邦政府体制を
維持する為、軍と警察は最小限、存在します。 もちろん、善良市民に、
銃口を向けると厳重処罰の対象になるのは、今の日本と同じです。
また、軍の最高司令官でさえ、政府の許可無しに、かってに軍を動かすと、
その行為だけで即刻、司令官は解任され、警察による逮捕もありうるのは、
今の日本の体制と同様になります。


世界連邦政府設立への提案は誰がするのか?---------目次へ

公式には、たぶん、どこかの国の総理大臣か、大統領になると思います。
提案する代表者には、その国の国民の大多数の賛成が存在すると言う
裏付けが必要になると思います。 
少なくとも日本においては、今、現在、住民投票を実施すれば、賛成多数に
なる事が予想されます。(当投票所の状況分析による)
また、ヨーロッパの国々も、EUへの移行を考えていることから考えても、
住民投票すれば、世界連邦政府設立の提案に大多数の賛成が得られると
思われます。  
また、アメリカも、ディズニーのイッツア・スモール・ワールドに象徴
される様に、住民投票すれば、世界連邦政府設立の提案に大多数の賛成が
やはり得られると思われます。
発展途上国にとって、世界連邦政府設立は大変な利益がある(後に理由がある)
ので、今、反対する国はせいぜい、北朝鮮、熱狂的な一部のイスラム国家、
中国ぐらいですが、それらの国もそれらの国の事情により、結局、
世界連邦政府下に入る事になると思います。 

1999年に、世界連邦を唱える国が出始めると占う本が出ていますが、
この可能性のあるのは、やはり発展途上国の大統領たちになると、思います。
ユミも来年初頭に、発展途上国の大統領宛てに、当投票所の応援者になって
もらう依頼をする予定です。 もしかすると、その中のどこかの大統領が
口火をきることにより、物事が動き始めるかも知れません。


言葉の問題はどうなるのか?---------目次へ

今の国連にも言葉の問題がありますが、国連の状態がそのまま世界連邦に
移行するだけなので、今、現在、国連が機能しているのと同じ様に、問題は
無いと思います。 
ただ、将来、時間を掛けて、世界共通語として、英語に収束されるだろう
と予想されます。


世界連邦政府設立は夢事ではないのか?---------目次へ

米ソの冷戦の終わりが1989年頃、夢ごとであったように、世界連邦政府
設立は今、夢ごとのようですが、EUはヨーロッパの国々の一つの国への
移行です。 来年は、冷戦の終わりの10年目に当ります。
インターネットが存在しなければ、起きないことが起き始めると思います。
H.G.ウェイルズの本にも、航空機と通信の発達が世界連邦政府設立を
可能にしたと、50年前に予言の本を出してします。
「航空機と通信の発達を待たなければならなかった。」と本に書いて
ありましたが、航空機の発達は国際交流を活発にするので、分かりますが、
通信の発達を待たなければならないと言う意味が私にも1,2年前まで
分かりませんでした。 ウインドウ95、インターネットの商用、民間使用、
翻訳機の発達等により、主婦や子供が世界中と話しができ、国境線の意味が
なくなり始めて私もウェイルズの予言の意味が分かりました。
それは、夢ごとではなく、もう具体的な平和的手続きに入る段階に来たと
分かったのです。 20年ぐらい前に2000年頃に世界連邦政府は設立する
と書いてあった本を見た憶えがあります。
1,2年前までは、私もそんなのは不可能と思っていました。


世界連邦になると今の日本は貧困になるのではないか?---------目次へ

米ソの冷戦の終わりのドイツの事をイメージされていると思いますが、
世界連邦への移行は、各国で使われていた膨大な軍事費と人手の無駄を
なくせることになります。 
それらの膨大な金と人手は、世界経済の活性化(経済基盤の整備等)や、
NGOへ振り向けられるので、例えば、環境問題対策費も、従来とは比べ
物にならないほどの予算を使用し、20年掛かるとされた対策も1,2年
で進むことになると思います。世界連邦下の安定した世界経済成長へと
移ると思います。 日本はその中で有利な条件下にあると思います。
日本の戦後の経済成長は平和であった事に起因しています。


本当に世界連邦への移行は日本に利益があるのか?---------目次へ

世界連邦への移行により、発展途上国に大量の資金(先進国の軍事費)と
技術者(元軍人)が入ります。
日本のパソコンをある国に100台売るのに、10年かかったことが、
1年で100台売れる事になります。 同様の事が全産業に発生します。
日本にとっては大変な好景気を意味します。

その次にくるのは、発展途上国の低賃金による商品が大量に輸入される
事になります。これは、今の日本の現状とあまり変わりません。
しかし、この賃金格差が従来10年かかって格差解消が進んだのが、
たぶん、1年程度で賃金格差が無くなってくると思います。
それは急速な先進国化が原因です。
その為、日本の工場をわざわざ海外へ出す意味がなくなり、高度教育を
受けている人材が集まる日本に戻ることになります。
当然、雇用問題は解決してしまいます。  賃金格差が急スピードで
無くなってしまうこの段階では、高度教育を受けている人材の集まる日本が
有利になってしまうのです。
では、元発展途上国は、どうなるかと言うと、まず急速な先進国化による
メリットを受けられます。その後、先進国としてのメリットを受けられます。


世界連邦への移行後の世界経済はどうなるのか?---------目次へ

今の世界中が先進国化されますので、従来なかった産業、環境対策、
超高度情報化産業などの新科学技術産業が本格的に生まれます。
それは、インターネットの発達によるのと世界市場により採算がとれる為、
また世界連邦が補助金を出す為であります。

雇用問題は、世界連邦政府が科学技術力を使って(経済学でなく)無く
なっていくと思います。
科学の発達が別の新しい産業を次々に生み出す為です。
高い科学技術力の補助(補聴器やロボット等)で、経験の多い高齢者の
雇用が有利になると思います。
この辺は従来の経済学からは、導き出せません。

過去において10年かかった事が世界連邦への移行により、わずか1年で
変わることが多くなります。 コンピュータの進化も今までの比でなくなる
と思います。 21世紀のビジョンは鉄腕アトムに見られるものですが、
移行前には、不可能に見えましたが、移行後においては、それが十分
ありうるのです。 それは従来とは比べ物にならない変化のスピードが
出るからです。 ある人が黄金の時代と予想したのは妥当になると
思われます。 人類の未来を従来は数人しか、考えなかったのが何百人も
考える事になる為に、変化が超スピードになるのです。

全世界の先進国化は、人工問題も、自然に解決してしまうかも知れません。
今の先進国には人工問題が無いからです。
たぶん多くの地球上の問題が対策を取る必要も無く移行と言う事だけで
解決してしまうと思います。 解決できない事は、世界連邦政府が人類
の総力をあげて解決するのは言うまでもありません。


核爆弾、化学兵器、地雷等はどうなるのか?---------目次へ

必要がなくなるので、全面的に破棄されます。
この3種類の兵器は、人類を守る為に使用しても、使用後も問題が
残るので結局、全面的に破棄されると思います。


今の日本と変わらない様になるのか?---------目次へ

多くの事は、言葉の件を除いて今の日本国内の内容が世界的規模になると
考えて良いと思います。 
それは、日本のあり方が、世界的な見本として優れているからです。


国境が無くなると、貧困な国から裕福な国へ大きな人の移動があるのでは?目次へ

それが発生しない様に、今の貧困国へ、多くの金と人手(今の先進国の軍事
費等)が、使われます。 当初、それが軌道にのるまで、別地区への移動は
制限されると思います。 ちょうど、香港の中国への帰属の時と同じ感じに
なります。
誰も地元で十分な物(急速な発展性も含めて)を得られるなら、わざわざ、
苦労して、知らない土地に行きたがる人がいるでしょうか?


今の武器を製造している業者は金を使ってこの動きを阻止するのでは?目次へ

武器の製造は大変、限定されてきますので、多くは、武器以外の製造に
移行する必要があります。 労働者が解雇されることのないように、
非武器製造業者への移行には、十分な補助金が出るようになります。
その為、阻止する運動は起こりません。 それに味方する政治家は、選挙で
落選するので、政治家も阻止する方にはつきません。

全ての難問の答は既に、地球上に存在します。
日本、EUへの動き、米ソの冷戦終結、香港の中国への帰属等、
後は、それらを組合わせれば、次の時代が見えてきます。


米ソ冷戦の終りへ導いたのはペレストロイカではないのか?---------目次へ

その通りです。 年表でその移り変わりを見ましょう。
                                                         
1986年 ソ連でペレストロイカ(改革)が始まる。
1989年 東ヨーロッパの国々で改革が始まる。(冷戦の象徴だった壁が壊される)
1990年 東西ドイツが統一する。
1991年 ソ連が解体し、独立国家共同体となる。

ペレストロイカが冷戦の雪解けムード、対話ムードを作りました。
しかし、そのころは「第2次世界大戦前の軍縮、平和運動の高まり、
世界恐慌を契機に軍拡、世界大戦へと続いた事」を知っている知識人は、
冷戦の雪解けでは、冷戦は終らないと思っていました。
1991年のソ連解体の時でさえ、冷戦が本当に終ったのか疑問に
思う人がいました。
今では、冷戦が終っていないと思う人はいないと、思います。
冷戦の終りは、1989年と定義して良いと思います。
ペレストロイカは、東の国々の人の意識を4、5年掛けて変えました。
国民の意識が変わって1989年のちょっとしたきっかけで、歴史的
連鎖反応が始まりました。 
1996年頃、ウインドウ95の登場、インターネットの民間使用、
翻訳機の発達などにより、女性、子供、年寄りの世界的規模による
通信の交流が始まりました。10年前の冷戦の終りのプロセスと
同様に、10年たった今、国際的無政府状態の終りのプロセスが
進んでいます。
1999年、つまり来年には、10年前のことが、マスコミ等で
「冷戦の終わり」特集として取り上げられると思います。
そして、そのことが、あの時と同じ様にちょっとしたきっかけを、
呼び、平和的な世界史的連鎖反応が始まると思います。
その直前まで誰もが夢物語と考えていた10年前と同じ様に。

反対する人から見るとここまでの文は大変、不愉快な文になります。 反対する人は、それなりに日本国民の事をよく考えている事を私は知っています。 ですから、反対にどうか1票入れて下さい。 あなたの意見も大変、重要な事を 当投票所は知っています。 棄権しないで、ぜひ入れて下さい。 あなたの一票は軽率な判断かもしれない事を止める事が出来ます。 戻る