誤差範囲内の意味 同一の地震において、世界の地震情報と日本の地震情報で、測定方法により震源地が 異なります。それぞれ長短があると思います。 異なる震源地により、津波の到達予想時刻が変わります。 そのため、世界と日本の発表内容に誤差が大きすぎるか、許容範囲内かを次のルールで 目安として表示します。 日本と世界の深さを加算し0.01を掛けます。 例. (10k+30k) × 0.01 = 0.4 日本と世界の緯度の誤差を計算します。 例. 37.1N - 37.4N = 0.3 日本と世界の経度の誤差を計算します。 例. 135.6E - 135.4N = 0.2 例. 深さ合計 ≧ 緯度誤差 誤差範囲内 深さ合計 ≧ 経度誤差 誤差範囲内 誤差範囲内と判定 深さの誤差合計が、緯度、経度とも、誤差の数値が等しいか小さい場合、範囲内として処理します。 緯度か経度か両方か、超えている場合、誤差範囲外とします。何らかの問題があると想定されます。 この場合、津波の到達予想時刻が違う可能性が出てきます。 通常、誤差範囲内である事を確認して、同一地震として「日本既出」と表示しています。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 例えば、実際の震源地を深さ「浅い」の場合、日本の深さが10k、世界の深さが30kだったとすると、 深さの誤差を合計すると、10+30=40になる。 誤差は経度と緯度の平面上では、同一距離、横に伸ばしました。 緯度、経度とも、その程度(40は、経度、緯度ではその約100分の1)の誤差はあり得るとして、目安としました。 ・-------・---------------------・ 10k 震源 30k Mの誤差範囲はx1.05までを範囲内にします