故郷の廃家

投稿者:平和の使者のひとり - 2002/08/07 02:00

世界大戦は、終わった。 人々は、『もう、戦争はいやだ。』と考え、国連ができた。

軍縮会議が開かれ、軍縮が進んだ。 不戦条約は65ヶ国加入した。
平和運動は、さかんになり、世界経済は発展した。 人々は平和を楽しんだ。

民族自決主義に基づいて、多くの民族国家が誕生した。

 民族の定義は学術的でなく意図的に考案された。
  例.日本の民族構成は、ツングース族、ポリネシア系族、中国の江南海洋系族、韓国経由モンゴル系族など。
    それらを、日本民族として意図的に定義している。 しかし、時間を極限までさかのぼると、人類という民族しかない。

科学の発展と栄華を、人々は楽しんだ。 一部の国で紛争は起きたが、国連があるため、人々は、世界の平和は、続くと思った。
1929年の世界恐慌が発生した当初までは、そのように思っていた。

地球が国際的無政府状態である事を、やがて、人類が知る事になった。
これは、今の話でなく、第二次世界大戦前の話である。 しかし、状況はあまり変わっていない。

武力でなく、裁判で紛争解決する人類共通ルール確立まで、そして、それを可能にする統治機構が出来るまで、
同じ事を繰り返す危険は避けられない。 しかし、第三次世界大戦には戦後が無い。


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