雪と子ども

投稿者:似た話が多い事を知っている者 - 2000/08/14 13:00

1つの絵が、人の運命を変える事がある。 命を救う事もある。

その老画家は、自分の命と引き換えに、名作を描いた。
もしかすると、美術館にある超高額な絵よりも、多くの人に感動を与えるのかも知れない。

その老画家の愛は、ひとりの少女を救い、世界中の多くの人に今も感動を与えている。

あなたが思うただの小さい絵が、世界を救う事もある。

もし、残りがひとつになっても絶望する事はない。
最後のひとつは、逆転の始まりの時でもある。


「最後の一葉」オー・ヘンリー作の要約 一人の少女が生きる力をなくして、肺炎で床に横たわっていた。 冷たい秋風に吹かれて、窓の外に木の葉が五枚残っていた。 彼女は、最後の一葉が散るときに、自分の命も終わると思った。 その夜、葉をすべて散らすような雪混じりの雨が一晩中降り続いた。 しかし、翌朝、ブラインドを上げたとき、最後の一枚の葉が残っていた。 その一枚は、嵐が幾日も続いても散らなかった。 少女は、最後の一葉に元気づけられ、病気が治った。 しかし、少女の見舞いに来ていた元気だった老画家が肺炎で死んだ。 最後の一葉は、老画家が嵐の中で命をかけて描いた最後の傑作だった。 「 雪と子ども 」 Copyright (C) 1999-2000 by hideaki okazaki.  All rights reserved.  http://www.fsinet.or.jp/~hydesan/  ノルウェー民謡
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