海

投稿者：地震予測の整理  - 2001/12/12 00:30

海の潮の満ち引きは、毎日あります。　それは、海水を引っ張る力が強くなったり、弱くなったりするからです。

それは、太陽の引力の中で、地球が自転しているためです。
重い海水を引き上げる力は、陸の上(プレート)にも当然働きます。

また、地球の周りを回る月の公転により、大潮【満月と新月の頃、干満の差の最も大きい潮】と小潮などが発生します。
太陽の周りを回る地球の公転により、地球と太陽間の距離が変わり、月の公転により地球と月間の距離も変わります。

地球に対する月と太陽の角度によって合成引力の強さが変わります。　また、距離によっても強さが変わります。
同じ大潮の中でも、上下にズレないで、太陽と月と地球が完全に一直線になる日食と月食の時、一番合成引力が強くなると考えられます。

同じ日食でも、太陽と月と地球の距離によって合成引力の強さは変わると思われます。
地震の面から考えると、この合成引力は、地震トリガー【引き金】力(りょく)と言えます。

この地震トリガー力は、数値で表せると思います。
プレート境界上の歪み【ひずみ】の蓄積状況と地震トリガー力の分析で大地震予測が可能になるかもしれません。

太陽活動とそれによる気象変化、高気圧と低気圧の変化と、特に台風などは、地震トリガー力を持っています。
プレートの歪み分析と地震前兆観測も含めて総合的な分析で、より正確な地震予知が可能になると思います。


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