鉄道唱歌(東海道篇) 投稿者:時空の旅人 - 2001/03/25 17:00 2019年追記 あなたは、町で字が読めないその18才の青年に出会ったら、『彼に何ができる?』と笑うかもしれない。 しかし、 彼がいなかったら、鉄道が出来ず、それによる産業発達はなかったかもしれない。 彼は、貧しい炭鉱労働者の子として、イギリスに生まれました。 学校に行けず8才から働きました。 18才の時、ある学校の先生から本をもらいました。 その先生は、その思いやりが、歴史に残る話になるとは、予想できませんでした。 字が読めなかった青年は、本を読むために夜の学校に通い勉強を始めました。 頑張った彼は、やがて、技術監督になりました。 そして、研究を続け、蒸気機関車を実用化しました。 スチーブンソン【1781-1848】は、『蒸気機関車の父』として歴史に、記録されています。 ある学校の先生の小さな愛が、歴史に残る鉄道の実用化につながり、産業発達を導くレールをひくことになりました。 あなたが思う小さな愛。 それが多くの人々を貧困から救う大きな愛を育てる。 今も夜学に通う第二、第三のスチーブンソンたちが頑張っています。 まわりの人たちの思いやりが、人類の未来をつくる。 あなたが思う小さな愛、それは決して小さくない。大きな愛へつながる。 昔も、今も、これからも。 「 鉄道唱歌(東海道篇) 」 Copyright (C) gonbe007 . All Rights Reserved. http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/ 多梅稚(おおのうめわか)作曲世界平和の為の投票所 | 地震発生量の信号機