鉄道唱歌(第5集) 投稿者:命のリレーを知っている時空の旅人 - 2001/05/06 17:30 ひとつの手術から、やがて、世界中を巻き込む命のリレーが始まった。 1865年頃に生まれたアンは、幼い時、孤児になりました。 アンは、小さい時から目が悪く、牢獄のような救貧院で育ちました。 15才の時、目の手術を受け、見えるようになりました。 手術をした医者は、その手術が歴史に残る話になるとは、予想できませんでした。 アン・サリバンは、20才の時、最優秀でパーキンズ盲学校を卒業しました。 その約6年前、金持ちの家庭にヘレンは生まれました。 目も、耳も、口も不自由な三重苦でした。 少女は、まっ暗な音の無い絶望の世界に生きていました。 6才の時、ヘレンはカンシャク持ちで、わがままでした。 専門家も含めて周りの人々は、ヘレンには教育は無理だと思っていました。 卒業したアン・サリバンは、ヘレンの家庭教師になりました。 サリバンは、ヘレンの気持ちが分かりました。 サリバンは、従来の伝統的な教育法を使いませんでした。 観察と模倣【もほう】や指話法で教えていきました。 二人はいつも、一緒でした。 1904年、ヘレンはハーバード大学を卒業しました。 その後、ヘレンは、同じように苦しんでいる人々のために働き始めました。 本を出したり、講演をしたりして、盲人協会のために百万ドルの寄付を集めました。 海外にも出かけ講演し、体の不自由な人々を励まし生きる力を与えました。 ヘレン・ケラー【1880-1968】は、世界史に『三重苦をのりこえた奇跡の人』『光の天使』として、記録されています。 世界中に、生きる力を与えたヘレンは、サリバン先生の愛と忍耐によって育てられました。 命のリレーは、今も続いています。 小さな愛。 それが歴史を作る愛を育ててきました。 「 鉄道唱歌(第5集) 」 Copyright (C) gonbe007 . All Rights Reserved. http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/ 多梅稚(おおのうめわか)作曲世界平和の為の投票所 | 地震発生量の信号機