たんぼの中の一軒家

投稿者:伝染病で苦しむ18世紀を取材するタイムトラベラー - 1999/09/19 17:18:16

1796年、天然痘(てんねんとう)は、死の病気でした。

8才のフィップスは、医者のジェンナーを信じて、牛の天然痘を自分に移してもらう(種痘:しゅとう)ことを頼みました。
その後、死をもたらしている人の天然痘のウミを植えつけてもらいました。

フィップスもジェンナーも死を覚悟していました。
その時、人々は、ジェンナーのところに、押しかけて、ののしりました。

やがて、フィップスが元気な為、それが有効である事が分かりました。 ののしった人たちは、
種痘してくれと言いに来るようになりました。

イギリス議会は、ジェンナーを「人類の恩人」として、ほめたたえました。

8才のフィップスと医者のジェンナーの死を恐れない勇気と愛が無ければ、
その後の何億という人々(今の日本人も含む)を救えませんでした。
愛は、死を乗り越え、数えきれない人々を救う。

「 たんぼの中の一軒家 」 Copyright (C) 1999-2000 by hideaki okazaki.  All rights reserved.  http://www.fsinet.or.jp/~hydesan/ 
 イギリス民謡
世界平和の為の投票所 | 地震発生量の信号機