しあわせ

投稿者:小さな愛が歴史を作った事を知っている時の旅人 - 2000/09/17 17:30

世界の片隅で起きた出来事。 紀元前399年、アテネで1人の囚人が死刑にされました。 彼は、この世に何も残しませんでした。

彼は、生きている時、『人間の幸福は金や地位にあるのではなく、善く生きる事にある。』と、人々に語りました。
人々は、彼の死と共に、すべて終わったと思いました。

しかし、弟子のプラトンは彼について本を書きました。 
そして、世界史に残る偉大な哲学者の名前が歴史に刻まれる事になりました。

ソクラテス(470年頃-399年BC)は、『無知の知』を人々に語りました。
無知の知--たとえ自分は知らなくても、自分が知らない事を自覚できる者の方が、
       知らないのに知っていると思っている者より、本当はよく知っている事。

ソクラテスは『人間に関する哲学の創始者』、『倫理学の父』として世界史に記録されています。
彼の哲学や倫理は、20世紀の今日(こんにち)まで多くの人々に引き継がれてきました。

彼を死刑にした戦争好き(?)の都市国家群の古代ギリシアは、滅び去りました。
しかし、ソクラテスの精神は、2400年の時を越えて、今日(こんにち)まで生き続けています。

2400年前、ソクラテスは言いました。 『私はアテネ人ではない、ギリシア人でもない、世界の市民である。みなさんは、ソクラテスが2400年待ち続けた夢がかなう時代に生きています。 

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