大寒小寒

投稿者:経済対策研究会 - 2001/04/13 19:00

日本の戦後の不況時の会社の対応
社長は、社員のことを考え、解雇をしないで何とかしようとした。
社員は、給料を下げたり、賞与なしでいいから、会社を続けてくれと頼んだ。
それで、解雇なしで賃金負担を下げる事により、会社は続けられた。
危機を防いだのは、経済学や経営学でなく、『思いやり』でした。 【両方とも必要】

ある国の不況時の会社の対応
社長は、最初から解雇をどれだけしようかと考えた。
社員は、給料は、下げるなと言ってストライキをする。
そうこうしている間に、会社はつぶれた。 ある経営者はつぶして別の会社をつくり、低賃金で人を募集した。

どちらが、社会不安【気持ち】を作りやすいと思うだろうか?
実は、そこに大恐慌に進む原因が存在している。
能力に不相応の賃金バブルは、会社経営および景気【気持ち】に悪影響を与える。
高い賃金には、それなりの発想や仕事をする事が要求される。

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