仲よしこみち

投稿者:崇高な事でも人によって認識が大きく異なる事を知っている者 - 2001/08/09 01:30

1914年6月28日、ただの大学生が訪問中の皇太子を殺しました。 あなたは、ただの一つの殺人事件と考えるかもしれない。
しかし、それが、第一次世界大戦【1914-1918】へエスカレートしたきっかけでした。

平和を望む人々は、当然、両方にたくさんいました。 しかし、誰も止める事はできませんでした。
約30ヶ国が参戦し、約190万人の戦死と行方不明者、そして約2000万人の負傷者を出したと言われています。

人類は、世界大戦の戦争の痛みのため、国連を創設したり、軍縮などの平和への努力をしました。

しかし、その後、20年の時を経て、第二次世界大戦【1939-1945】に突入しました。
戦争への原因になったのは、ナショナリズムと言われています。
この時は、広島・長崎を除いて、人類を絶滅させる兵器は、登場していませんでした。

米ソ冷戦の時に、多くの人々に認識された『強国間の戦争では、核兵器は使用される』と言う考えから、
それが、世界大戦を止める力になっていました。 しかし、今は状況が、違っている。

一国にナショナリズムが台頭する時、別の国でも同じように起きています。
国々の人々の認識を十分に、調べて判断しないと、誰も止められない事態になる可能性がある。 その時では、遅すぎる事がある。
問題なのは、次の時には、戦後が、たぶん、存在しない事である。


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 河村光陽作曲
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