ミシェルおばさん 投稿者:聞いた話 - 2001/04/05 19:00 昔、東南アジアのある町で、身寄りの無い行商の老婆【ろうば】が死にました。 老婆の死に立ち会った人は、『翌日の葬式には、誰もこないだろう。』と思いました。 しかし、翌日...町は一変していました。 まるで、町をあげての葬式のように、埋葬地へ通じる道の両側は、老婆を見送る人々で埋まっていました。 老婆は、お金も名誉もなく、有名でもありませんでした。 しかし、人を励まし元気づける微笑【ほほえみ】がありました。 その微笑を受けた人たちと、その話を聞いて『ぜひ、私も見送りたい』と思った人々で道の両側が埋まりました。 貧困で援助を受けるある人は言う。 物やお金でなく、その背後にある『思いやり』で私たちは元気づけられる。 そう、人類の歴史を作ってきた本当の主役は、小さな愛『思いやり』なのかもしれない。 たぶん、数百万人以上の命を救ってきた愛の原動力は、誰もが持っている小さな愛『思いやり』である。 それは、もちろん、あなたも持っている。 「 ミシェルおばさん 」 Copyright (C) 1999-2000 by hideaki okazaki. All rights reserved. http://www.fsinet.or.jp/~hydesan/ フランス民謡世界平和の為の投票所 | 地震発生量の信号機