こねこの病気 投稿者:時空の旅人 - 2001/10/27 23:30 もし、彼が失敗と思い、その青カビに汚染された『ぶどう球菌の培養皿』を洗い流していたら、 その歴史的発見は無かったかも知れない。・・・ 彼は細菌を研究中に、培養皿の中のぶどう球菌が溶け、青カビがはえている事に気づきました。 彼は失敗に注目し、青カビの研究を始めました。 彼は偶然と直感によって、カビの中の病原菌を殺すペニシリンを発見しました。 それは、抗生物質の夜明けでも、ありました。 アレクサンダー・フレミング【1881-1955】は、ペニシリンを発見した細菌学者として世界史に記録されています。 1945年、この発見により、彼はノーベル医学・生理学賞を受けました 彼は言いました。 『人々は、ペニシリンをひとつの奇跡と呼びました。 私も一生に一度だけ、奇跡と言う言葉に賛成します。 それは、多くの人々の命を救う奇跡です。』 その言葉のとおり、その抗生物質のペニシリンは、数えきれない多くの人々を救うことになりました。 失敗や偶然の中に奇跡がある。 時には、世界史に残る奇跡がある。 そして、あなたも、それを見る事になる。 抗生物質----生物、特にかびや細菌などの微生物によってつくられ、他の微生物や生物細胞の機能を阻害する物質。 1941年、ペニシリンの治療効果の確認以後、数多く発見され、薬用などに応用。ストレプトマイシン、 クロロマイセチン、カナマイシン、エリスロマイシンなど。 【国語大辞典・小学館を引用】 「 こねこの病気 」 Copyright (C) 1999-2000 by hideaki okazaki. All rights reserved. http://www.fsinet.or.jp/~hydesan/ フィンランド民謡世界平和の為の投票所 | 地震発生量の信号機