汽車ポッポ

投稿者：時空の旅人 - 2001/06/24 17:00

あなたは、産業革命の原動力になる実用の蒸気機関は、
一流大学出身の天才科学者によって作り出されたと想像するかもしれない。　しかし、・・・
その蒸気機関を作ったのは、お金が無くて大学に行けなかった機械修理工でした。

彼は、船大工の子として生まれ、小さいころから模型作りが好きな子でした。
大きくなって、科学器具製造の仕事につきました。

彼が、２７才の時、グラスゴー大学から、ニューコメンの蒸気機関の模型の修理依頼がきました。
模型の修理を考える中で、その蒸気機関のいくつもの欠点を見つけ、実用の蒸気機関を発明する事になりました。

ワット【1736-1819】は、『蒸気機関の父』として歴史に記録されています。
ワットの発明した実用の蒸気機関は、いろんな産業に大きな役割をはたし、産業革命の原動力になりました。

いつの時代も、新しい時代を作る人材は、予想外のところから登場する。　今の時代も、これからも。

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　本居長世作曲

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