かもめの水兵（すいへい）さん 

投稿者：経済対策研究会 - 2001/04/13 19:00

航空機と通信の発達がもたらすもの
国境線が低くなり、やがて消える事になる。　【避ける為には、鎖国しかない。　しかし、鎖国は別の不利益をもたらす。】
それは、物価水準が異様に高いところは、国際物価水準に近づいていくことになる。

日本の国際的に見た物価高は、輸入増加や工場の海外への進出をもたらした。
賃金が高いままであれば、会社がつぶれる事になる。
高い賃金には、それに見合った新しい発想や仕事が要求される。

世界から見ると日本の高い物価水準が、日本のデフレを作っている。
もし、ある日に一斉に、賃金や借金も含め日本国内のすべての物価等を２分の１(例)にすれば、物価水準が２分の１になり、
国際競争力が高まる。　その場合、賃金に対する物価が上がらないので誰も文句は言わない。(?)

海外で同じものを買わなくても、国内で買おうとするし、海外に出ていた工場も国内に戻ってくる。
仕事が増える事になる。　この意味では、ある程度のデフレは、良い事になる。【経済がガタガタにならない事が前提】

しかし、新しい発想で、新しい分野の仕事の創出をすれば、ある程度、高賃金を可能にできるし、今後、必要になる。
学校に落ちこぼれたエジソンのような人材が必要である。　落ちこぼれるのは、違う発想を持っているからである。
芸術の感性、偉人たちの持っている失敗を恐れない文化、失敗しても何回でもやり直しができる環境などが必要になる。

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　河村光陽作曲

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