かもめの水兵(すいへい)さん 

投稿者:時空の旅人 - 2001/08/27 23:30

未知の地に旅立つことは、危険がともないます。
未知の地で死ねば、誰も知らず、その人の名前も知られることはない。

彼は小さいころから、船で世界一周する夢を持っていました。
そして、1519年、スペイン国王カルロス一世の援助で、夢をかなえる事に、なりました。

5隻の船で270人の乗組員で、スペインを出発しました。
それは、飢えや病気などの多くの困難のある航海でした。

彼自身は、セブ島で争いの中、原住民【土地の所有者たち】に殺されました。
しかし、残りの船員たちは、航海を続け、3年後の1522年、世界一周を完了させました。

わずか、18名しかスペインにたどり着けませんでした。
マゼラン【1480ごろ〜1521】は、世界一周を目指した冒険家として記録されています。

その時から地球が小さくなり始めたのかも、しれない。
しかし、人類は黄金への信仰がすすみ、地獄の20世紀に突入していきました。

その信仰の代償は戦禍の悲劇でした。
もし、愛がなければ、黄金は悲劇の種にすぎないのかもしれない。


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 河村光陽作曲

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