一週間

投稿者:世界共通語の英語を普及する会 - 2001/04/05 02:00

日本国内で旅行して田舎へ行くと、そこの老人が話す言葉が、まったく判らない事があります。

同じ日本人なのに言葉が通じない。 しかし、そこで育った子どもたちは、老人の言葉が判る。
子どもたちは、その地方の言葉を習ったわけではない。 ただ慣れて、その言葉の意味が判るようになった。

アメリカで英語ばっかり聞いていて、しばらくしてから、ぼんやり日本語を聞くと外国語のように聞こえることがあります。
日本で日本紙幣を見ると、価値のある物に見え、ドル紙幣を見るとオモチャ紙幣に見える。 実際は両方共ただの印刷物にすぎない。
その同じ人が、アメリカに行って生活をすると、今度は、ドル紙幣が価値のある物に見え、日本紙幣がオモチャ紙幣に見えてきます。

方言も日本語も日本紙幣も物理的には何も変わっていません。 変わったように感じるのは、脳が作り出す現象にすぎません。
アメリカで、6才児でも話せる基本的な英語を、日本の学生が話せないのは、
英語が生活語でなく、机に座ってする難解な学問のようになってしまったからかもしれない。

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