蛍の光
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スコットランド民謡 稲垣千穎作詞
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1.ほたるの光 まどの雪 ふみ読む月日 重ねつつ
  いつしか年 年も すぎの戸を
  あけてぞ けさは 別れゆく

2.とまるもゆくも かぎりとて かたみに思う ちよろずの
  心のはしを ひとことに
  さきくとばかり うとうなり



この歌詞のもとになった中国の話は『蛍雪の功【けいせつのこう】』です。
中国の東晋【とうしん】の時代に、昼も夜も勉強をしたがる学問好きの少年がいました。
しかし、家が貧しくて明かりの為の灯油を、買えませんでした。
それで、蛍【ほたる】をつかまえて、その明かりで勉強しました。 少年は、のちに役所の高い官職につきました。

同じころ、別のところに、やはり学問好きの貧しい少年がいました。
やはり、貧しくて明かりの為の灯油を、買えませんでした。 夜、少年が本を読めない日が三日続きました。

頑張っている少年に天は味方しました。 四日目の朝から雪が降り始めました。
夜、月の明かりと雪の反射で、本が読めるようになりました。 この少年も、のちに役所の高い官職につきました。

今も、昔も、天は、頑張っている人に味方をする。 それは、想像もできないところからくる事もある。 

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