ホルディリディア

投稿者:世界的思想家を調査する時空の旅人 - 2001/06/17 17:30

1712年6月28日、彼はスイスのジュネーブで時計職人の子として生まれ、10才の時に孤児になりました。
放ろうを続けたのち、16才の時、バラン夫人と出会い、約10年間、共同生活をする事になりました。
その時、彼は文学・科学・歴史・音楽などを勉強しました。

その10年間が無かったら、世界史は大きく変わっていた。
バラン夫人の愛が、その後のフランスやアメリカ、そして世界を変えていく事になりますが、
彼女は、そんな大変なことに、つながっているとは、予想できませんでした。

その後、彼は夫人と別れて、名声と富を求めてパリに出ましたが、どれも失敗し彼の夢は破れました。
そして、時が流れ、.... 彼が38才の時、生活のため懸賞論文『学問芸術論』に応募しました。

その論文が1位となり、彼は有名になりました。
その後『人間不平等起源論』『社会契約論』『エミール』などを書きました。

しかし、内容が革新的すぎたため、官憲に追われ、貧困のうちにパリでこの世を去りました。
彼は、この世を去ってしまいましたが、彼の思想は、その後の世界において、大きな影響を与え続けました。

ルソー【1712-1778】は、『社会契約論』や『自然に帰れ』とうったえた思想家・教育家として世界史に記録されています。
もし、バラン夫人の愛が無かったら、ルソーは、ただの放ろう者で終わり、その後の社会変革が無く、科学の発達も
大きく遅れていたかもしれない。

あなたの小さな愛が、やがて世界を変える大きな愛につながるかもしれない。 そう歴史は語る。

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