人の世は楽し

投稿者:投稿者:巨万の富が、どこにあるか知っている時空の旅人 - 2001/03/11 15:00

彼は、薬の行商人の子としてニューヨーク州に生まれました。

そのころ、エネルギー源は石炭の時代でした。
彼の母エリザは、熱心なキリスト教徒でした。 母の影響を受け、彼が16才の時には、教会の事務などを手伝っていました。

20才の時には、農産物の仲介会社を作りました。 このころ、ペンシルベニアで石油が発見されました。
仲介会社は、成功し、事業拡大していきました。
石油発見から3年後には、彼は石油会社に投資し始めました。 彼は、時代の大波に乗っていました。

31才の時には、石油会社を買い取り始めました。
40才の時には、石油業界を、ほとんど支配することになりました。

74才の時、蓄えた巨万の富を使ってロックフェラー財団を作り、いろんな慈善事業に寄付しました。
彼は、『神が私に巨万の富を与えてくださった。 私は、それらを社会のために、どんどん使うべきだ。』と考えていました。
ロックフェラー【1839-1937】は、世界の石油王として歴史に記録されています。

母エリザの愛は、世界史に残る石油王を育て、多くの人々を助ける愛になっていきました。
天は人を助ける人を、助ける。 昔も、今も、これからも。

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