第九交響曲「合唱」(よろこびのうた) 

投稿者:名曲を作曲した人が、それを聞けるとは限らない事を知るタイムトラベラー - 2000/07/16 15:30

名曲を作曲した人は、生きている間に、その曲を多く聞く事になる。 しかし、
彼は、その名曲が演奏、合唱され、その感動の拍手を直接聞くことは、一生無かった。

1824年、第九交響曲「合唱」が、発表演奏されました。
オーケストラと力強い歌声は、天にまで響くほどでした。

演奏が終わって、なりやまない感動のあらしのような拍手が、会場をつつみました。
しかし、耳の聞こえない彼は、作曲者の彼へ向けられた拍手に、気がつきませんでした。

歌手のウンガールは、ベートーベンに、そっと教えて、彼は後ろを振り返りました。
そして、はじめて彼に向けられている拍手に気がつきました。

「第九」は、その後、世界中で感動と勇気を与え、世界中で合唱されるようになりました。
作曲したベートーベン自身、直接聞く事ができなかった「第九」は、
世界中の数えきれない人々が聞き、合唱する事になりました。

ベートーベンの愛は、今も世界中の人々に感動と勇気を与えています。 

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 ベートーベン作曲
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