荒野の果てに 2000/05/14 19:00投稿
投稿者:時空を旅するタイムトラベラー 彼のまわりの人々は、何もかも捨てて、アフリカの密林に行く彼を、ふびんに思いました。 彼が、その地で、ひっそり死んでも、誰も知らない事になると思いました。 しかし、その地で90才の彼が死んだ時、そのニュースは、世界中をかけめぐり、世界は悲しみました。 彼は、21才の時、30才になったら、『人々のために働こう』と心に決めました。 1875年、彼はドイツで牧師の子として、生まれました。 裕福な彼は、学校では秀才でした。 彼は、大学で神学、哲学を勉強しました。 芸術も勉強しました。 彼は、29才の時には、地位も名誉もありました。 その頃、アフリカの人々が病気で苦しむ報告を書いた本と出会いました。 彼は、こころを動かされ、すべてを捨てて、アフリカに行く事を、決めました。 彼は、医者になる為に、勉強を始めました。 38才で、医者になった彼は、アフリカに渡り、病院を開きました。 そこは、伝染病のはびこる危険なところでした。 やがて、彼の奉仕は世界中の知るところになり、77才の時、ノーベル賞を受けました。 なに不自由なく幸福に育ったシュバイツァーは、時がきて、人々の為に働き始め、 やがて『密林の聖者』として、世界史に残る事になりました。 地球の片すみの密林の中で起きた愛の光は、世界舞台に引き出される事になりました。 あなたが思う小さな愛、それは決して小さくない。 やがて、世界中が知る事になる。 「 荒野の果てに 」Copyright (C) 1998-2000 Toyoaki Shimada. All Rights Reserved. http://www.midi-box.com 賛美歌世界平和の為の投票所 | 地震発生量の信号機